夏バテ
- 25
- Aug
夏バテとは???
夏の暑さによる自律神経系の乱れから現れる症状のことを言います。
暑気中り(しょきあたり)、暑さ負け、夏負けと呼ばれることもあります。
夏に体力が弱った影響で秋口に体調を崩した時を言います。
原因
人間の体は高温・多湿な状態では体温を一定に保とうとしてエネルギーを消費し、かなりの負担がかかります。
この負担が強い場合や、長引いたりすると体に溜まった熱を外に出すことが出来なくなり、様々な症状が現れるのです。
猛暑による体力低下、食欲不振などだけではなく、空調設備が普及した現代では、気温と湿度の急激な変化により、
自律神経のバランスが崩れて起こることが多く、ストレスや冷房による冷え、睡眠不足なども原因となります。
主な症状
全身の倦怠感、思考力低下、食欲不振、下痢、便秘などです。時に頭痛、発熱、めまいを伴うこともあります。
対処法
十分な休養と栄養補給を行い、体を休めることが大切です!!
室温と外気の差が5℃以上ある場合は、ひざ掛け・カーディガン等で冷え具合を調節しましょう。
☆ 夏バテ予防 7つのPoint!! ☆
①食事は量より質を考えて摂りましょう。
食欲がなくても1日3食、少しずつでもバランスの良い食事を。
②香辛料を上手に使って食欲増進!
生姜、わさび、コショウなどの香辛料や、しそ、みょうが、ねぎなどの香味野菜は食欲増進の効果があります。
③冷たいものを摂り過ぎないように。
清涼飲料水やアイスなど冷たいものの摂り過ぎは胃腸を壊したり、食欲がなくなったりしてしまいます。
④新鮮な野菜や果物をたっぷり摂り、水分、ミネラルを補給しましょう。
夏の野菜はビタミン類がいっぱいです。汗と一緒に流れ出てしまうビタミンを補給しましょう。
⑤ビタミンB1補給を忘れずに。
夏場は、ビタミンB1の消耗が激しくなります。不足すると体内に摂取された栄養がエネルギーに変換されにくくなってしまいます。
ビタミンB1豊富・・・豚肉・うなぎ・大豆・玄米・ほうれん草・ごまなど
アリシンを含む・・・ニンニク・ニラ・ねぎ・玉葱など
(一緒に食べるとビタミンB1の吸収が良くなります。)
⑥クエン酸は疲労回復に役立ちます。
クエン酸(レモン・グレープフルーツ・オレンジ・梅干しなど)は、疲労の原因になる乳酸を排出する機能があります。
⑦リズムある生活をしましょう。
規則正しい生活と適度な運動を心掛け、生活のリズムを保ちましょう。
睡眠時間も十分に取り、疲れを溜め込まないことも大切です。
最後に
今年の夏は、完全に夏に負けておりました。
わかっているのに・・・(-_-;) エアコン&冷たいものをやめられず過ごしてしまいました。
しかしそれで体調を崩してしまったらダメですよね(>_<)
次の夏こそは 上手に夏を楽しめるように過ごしたいと思います。
みなさまも 夏バテにならないように参考にしていただけたら幸いです。
(株) タナカフーズ
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